ひいらぎハウス

2022.12.16

豊治さんと一緒に・・・【ひいらぎハウス】

豊治さんは、熊のぬいぐるみの名前です。

そして、豊治さんはご主人の名前です。

豊治さんと一緒に新入居されました。

とてもしっかりされた92歳の女性の方です。

 

ご自分の部屋とわかるように、前の施設で利用されていました。

引き続きひいらぎでも、豊治さんと一緒です。

 

球磨川の支流のある八代の坂本町から来られました。

他の入居者の方のスマホからの写真です。

この写真は偶然にも昨年復興支援で訪れた、再興時の穏やかな坂本町です。

 

こんなに風光明媚な場所は、2年前の人吉球磨の豪雨災害で風景は一変しました。

90歳になって、住み慣れた坂本町を離れることなど、思いもよらなかったと言われています。

 

  

熊日の「あれんじ」に偶然に坂本町の特集がありました。

 

  

その記事を基に故郷の話をされます。

そして2年前、令和2年7月の人吉球磨豪雨災害の事も・・・

懐かしい家族写真も持ってこられ、本物の豊治さんも紹介されます。

駅員をされていたこと。近くを通ったトンネルも豪雨で埋まってしまったこと。

災害で孤立した為、自衛隊のヘリコプターで宙づりになって助けられた事。

今なお、復旧されていない事等・・・

「家は3代も4代も住み続けられるものと思っちょりました」と言われます。

偶然にも熊本地震の災害が大きかった益城町へと転居されました。

 

  

災害後に住めなくなった自宅を離れ、八代のケアハウスへ

縁あってひいらぎハウスへと来られました。

自分の植物を持って、庭の草取りまで・・・

 

  

中央テラスの日当たりのいい場所へ、新聞記事やお好きな本を持って

「日に当たらんといかん」と日向ぼっこをされます。

「日焼けする」と帽子を被られます。

 

90歳で環境は大きく変化、それでも朗らかに忍耐強く生きておられる姿に頭が下がります。

新しい暮らしが平穏で、安心した暮らしになりますように・・

静かに寄り添い、見守りたいと思います。

 

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